ハーレーの楽しみのひとつに愛車のカスタムがありますが、中でもポリススタイルは日本だけではなく、アメリカやヨーロッパなど多くのハーレーオーナーに好まれているカスタムです。
ポリススタイルはその名前の通り、警察仕様のバイクを模してカスタムされたハーレーです。
アメリカの警察がハーレーを警察車両として採用した際、白を基調とした配色やスタイリッシュなデザインの装備品などがハーレーオーナーに好まれ、後にポリススタイルと呼ばれるカスタムが流行しました。ハーレーの車体だけではなく、愛車を乗りこなすハーレーオーナーも警察官の制服を模した衣類を着用するのがポリススタイルの特徴です。ハーレーの車体とオーナーが共にカスタムを施すのが最大の魅力と言っても過言ではありません。
ポリススタイルはアメリカのハーレーオーナーの間では定番とも言える楽しみ方のひとつです。専用のカスタムパーツが多数市販されているので愛車を警察仕様にカスタムするのは難しくありません。その一方で装備品が多いことから車両が重くなってしまい、機動性や燃費が低下するおそれがあります。また、日本では2003年モデルを最後にポリススタイルの車体やパーツの販売が中止になっているので、愛車をカスタムするには中古品を入手するか自作することになります。外国のハーレーオーナーから個人輸入で入手する方法もありますが、カスタムパーツのサイズや耐久性には十分に注意しなければいけません。
日本でハーレーのポリススタイルを楽しむならパーツの入手が容易でカスタムのアドバイスを受けられる、専門のカスタムショップを利用するのが賢い方法と言えます。ポリススタイルを好むハーレーオーナーが集う場でもあるので有益な情報のやり取りが可能です。
オーナー同士の交流でハーレーのカスタムをより深く楽しむことができます。